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インプラントを行うには適切な量の骨が必要です。もし骨の量が足りない場合には、骨を増やす手術が必要です。骨増生は、部位(上顎,下顎,前歯,奥歯)によりその方法を選択する必要があります。私共が第一に考えることは患者様の外科的侵襲を少なくすること、次に、手術の成功率の高い方法をとることです。骨増生を行うには様々な方法がありますが、その代表的な方法を紹介したいと思います。
各種増骨法|サイナスリフト|サイナスソケット|GBR|PRP|ボーングラフト|
サイナスソケット
サイナスソケットは、上顎の垂直方向に骨を増やす方法です。サイナスリフトに比較するとその適応は制限されます。適応条件は、上顎洞粘膜から5mm以上の骨が存在していることです。増やせる骨の量は約3〜5mmです。
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1 )上顎洞が下がり骨の厚みがなく、これではインプラントはできません。
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2 )細いドリルで骨を穿孔します。
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3 )細いオステオトーム(円筒形の棒状の器具)を骨を穿孔した部分に入れ上顎洞粘膜を挙上する。
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4 )次の太さのオステオトームで上顎洞粘膜を挙上する。
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5) 太めのオステオトームで上顎洞粘膜を挙上する。
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6 )上顎洞粘膜が挙上されました。
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7)人工の骨を入れていきます。
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8 )人工の骨が入りました。
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9 )インプラントを植立する部分にある人工骨を、オステオトームで上顎洞の方向に押し込みます。
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10)サイナスソケットが終了しました。
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11)インプラントの手術。
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12)3本のインプラントを植立しました。
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13)人工の骨は3〜6ヶ月でご自身の骨に置き換わります。
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イラストは下記2社のソフトを使用しました。
D Patient EducatorImplant Version(有限会社フェデュコ)
メドバイザーデンタル(株式会社モリタ)
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