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ピエゾサージェリー

 ピエゾサージェリーは、超音波振動を利用し硬組織を切削することができます。これはイタリア(ジェノバ)のDr.Tomaso Vercellotti(トマソ・ベルセロッティ)によって開発された手術器具です。1997年にMectron Medical Technologyからプロットタイプが登場し、現在日本では5社ほどが発売しています。
 超音波は20kHz以上の周波数で人の耳で、聞くことはできません。歯科で超音波と言うと歯石を取る超音波スケーラー、器具を洗浄する超音波洗浄器が思い浮かびます。ピエゾサージェリーの周波数は24〜36kHzで私のクリニックのソニックサージオン(図1)は26k±pu3kHzになっています。周波数帯は同じでも、前者は連続波で、後者は周期的に周波数を上げて強い振動にしています。そのため歯や骨などの硬組織を切削することができ、ピエゾ波とも呼ばれています。超音波はハンドピース内にある超音波発振子に電圧をかけるとその厚みが、厚くなったり薄くなったりすることにより超音波を発生させ、超音波振動を起こすことができます。
 ピエゾサージェリーの特徴は歯や骨などの硬組織は削れても、歯茎、神経、血管などの軟組織を傷つけることはありません。また切削した面がきれいで創傷治癒(治り)が良好です。さらに超音波の振動が水の中で小さい気泡を作ることにより、止血の効果(キャビテーション効果)もあります。患者さんの手術の負担を少なくして、骨を増やす手術、抜歯、歯周治療などに使用しています。






図1
ピエゾサージェリー(超音波手術)に使用するソニックサージオンです。
26k±3kHzの周波数です。歯や骨などの硬組織は削れても、歯茎、神経、血管などの軟組織を傷つけることはありません。

ケース1-1
骨を増やす手術をするために親知らずのあった場所から、自家骨を採取するためにソニックサージオンを使用しています。先端のチップは鋸型を使用しています。





ケース1-2
使用している時は沢山お水で冷やす必要があります。チップの先端は細かく振動しているため、骨との間に摩擦熱が発生するためです。

ケース1-3
X線写真上では青色の部分の歯槽骨を採取し、赤の部分に増骨しました。





ケース1-4
歯槽骨を取り出すことができました。

ケース1-5
取り出した歯槽骨です。上顎の骨を増やすサイナスソッケトの手術に使用しました。





ケース2-1
術前: 右下の親知らず斜めに生えており、「食べ物がつまりやすい」を主訴として来院されました。

ケース2-2
右下の親知らずの影響で、手前の奥歯も虫歯になっています。親知らずを抜いて虫歯を治療することになりました。





ケース2-3
親知らずと奥歯が接触している歯の部分を削って分割し、歯冠の一部を取り出しました。

ケース2-4
歯槽骨に埋まっている根の部分をソニックサージオンのチップを歯と骨の部分に入れて、その隙間を広げます。





ケース2-5
抜歯鉗子を用いて、歯根の部分を取り出します。

ケース2-6
抜歯直後です。ピエゾサージェリーで抜歯すると、キャビテーション効果で、出血が少なくてすみます。


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